投資競馬って何?株式やFXとどう違うの?という人のためのガイド

競馬のことに詳しくなろう!

優勝劣敗が大原則の競馬では、強い馬は強い馬同士、弱い馬は弱い馬同士での競走が基本となっています。
しかし、全ての出走馬の能力を揃えるのには限度があるため負担重量によってコントロールしています。
強い馬には重い負担重量を、弱い馬には軽い負担重量となるように負担重量を変更することで、格差を是正します。
負担重量の決定方法としては馬齢戦、別定戦、定量戦、ハンデキャップ競走などがあります。

特別競走の中で、特に賞金が高額で歴史と伝統など重要な意義を持つ競走として重賞が行われます。
さらに各重賞競走の役割と重要性を広く認識してもらう指標としての重賞競走の位置づけを明確にするため、グレード制によってG1、G2、G3に分類されてます。 最も格が高いとされるG1競走には強い馬が集まり、レースの賞金や馬券の売り上げも大きいものとなります。 競馬を知らない方でも有馬記念などのビッグレースは聞いたことがあるのではないでしょうか。 新馬も見てみると意外と面白いです。

G1競走(およびそれに類する格付けの競走)の中でも、3歳馬に対して行われる伝統のある競走をクラシックと呼んでいます。 世界各地でクラシックと呼ばれる競走が行われているが多くの国が最初に始められたイギリスのクラシックレースを模範としています。 日本のクラシック3冠レースは、牡馬(皐月賞・日本ダービー・菊花賞)、牝馬(桜花賞・オークス・秋華賞)となっています。

競馬の控除率は単複賞で20%、それ以外は25%とされているゼロサムゲームです。
勝つことは容易ではないものの、3連単や最大2億円の配当があるWIN5など高額配当を手にすることができる券種があり一発逆転も可能です。 自分だけの予想理論を築き安定した収支を達成している人も増えつつあります。
一昔前とは違い、論理的に競馬と向き合う人が多くゲームとしての面白さも魅力となっています。

競馬導入編

右も左も分からない競馬初心者は、胴元であるJRAのサイトで学ぶほうが早いと思います。
動画やミニゲームで楽しめる内容となっており分かりやすく解説されています。
▽初心者はまず、JRAビギナーズクラブで学ぼう!

競馬ファクターの種類

新聞やデータを見るにしろ、競馬ファクターが理解できてないと頭に入らない思います。
まず投資競馬は、競馬予想ファクターがどういうものなのかを覚えることが重要です。 なぜなら、これらのファクターを使って買い目を決定していくことになるからです。

  1. 血統
  2. 負担重量・斤量
  3. 騎手
  4. 持ち時計
  5. 上がり時計
  6. 馬場状態
  7. 枠番・馬番
  8. 競馬場コース
  9. ペース

1.血統

競馬新聞では馬名の両脇あたりに父名と母名が書かれています。
それ以前の血統もインターネットで調べれば遡ることもできますが、そこまでする意味は薄いでしょう。
2011年に三冠馬になったオルフェーヴルで例えるなら、父ステイゴールド、母オリエンタルアートとなります。
母の父はブルードメアと呼ばれ、この場合はメジロマックイーンがそれに該当します。
血統を重要視する予想家もいますが、基本的に考慮しなくても影響の少ないファクターです。

2.負担重量・斤量

よく目にする斤量は50kg台がほとんどで、他はハンデキャップレースでないと滅多に見ることはありません。
斤量の増減で馬の走りが変わる場合があるのでハンデ差が大きいレースでは注目すべきファクターです。
斤量が1kg増加すると0.1秒ほど走破時計が遅くなると言われていますが真偽のほどは定かではありません。

3.騎手

勝率の良い騎手に乗り変われるとオッズが下落するなどの影響があります。
馬との相性が良い騎手、悪い騎手を覚えておくと色々役に立ちそうです。

4.持ち時計

1戦でも走った馬には距離に対する走破時計を持っています。
時計が速ければいいというものではなく、馬場状態など考慮して時計の価値を決めるのが一般的です。
意外と持ち時計の扱いは難しく、正しく扱うには経験が必要になります。

5.上がり時計

最後の3ハロン(約600m)の時計を表した言葉です。
よく「上がりが速い」と形容される時は、この時計のことを指しています。
前半のペースが遅い時ほど、この上がり時計が速くなるため「上がりの勝負」と言われることもあります。

6.馬場状態

馬場状態は、「良」「ヤヤ重」「重」「不良」と表記されています。
降雨量により記載が変わり右にいくほど降雨量が多いことを示しています。
一般的に右にいくほど、芝では時計が遅くなり、ダートでは時計が速くなります。
馬場状態は数値として出ないので経験が頼りとなるファクターです。

7.枠番・馬番

全出走馬を8つのグループに分けたものを枠番、馬に振られている数字を馬番と呼びます。
数字が若いほど最短距離で走りやすくなりますが、同時に不利も受けやすくなります。
数字が大きいほど外を走らされますが、他馬の影響が薄れるため不利は受けにくくなります。
たまに内枠や外枠でしか走らない馬もいるので、見ておいて損のない重要なファクターと言えるでしょう。

8.競馬場コース

東京・中山・京都・阪神競馬場が中央4大コースと言われています。
G1レースが多く開催されるJRA中央競馬の基軸をなしている競馬場です。
函館・札幌・新潟・福島・中京・小倉競馬場はローカルコースと呼ばれ3場開催や夏競馬で使用されます。
このローカルコースの中で中でG1レースが開催されるのは中京競馬場で行われる高松宮記念のみです。

投資競馬では、各コースの違いを頭に入れておくことが求められます。 ざっくばらんでもいいので一通り目を通し好走している種牡馬の傾向を確かめるクセをつけて下さい。 そうしておくことで買い目の意思決定がスムーズになり円滑に投資競馬を進めていくことができます。

9.ペース

競馬のペースには、ハイ(H)・ミドル(M)・スロー(S)の3種類に分類されます。
ペースにより馬の生かせる能力が違うため、狙う馬も必然的に変わってきます。
ペースは展開とも呼ばれ、競馬予想では重要視されるファクターです。
どういったレースになるかはフタを開けてみるまでは分からないので扱いが難しいのがネックです。

基本が理解できた後は、実戦予想で経験を積んでいくのが上達の早道です。
あー競馬予想って面倒くせえ!と思った方もいることでしょう。
実際その通りで競馬予想って実に面倒くさいものなんです。
アメリカでは学問として教えている大学もあるほどで専門知識が問われることになります。
疲れている時とかヤル気が出ない時は、予想サイトなどを利用するのも1つの手でしょう。

売上の多い券種は3連単

競馬G1レースは売り上げが大きいため、オッズ下降が少なく勝負レースに向いています。 ここが世界市場を誇る日本競馬の強みで大きく稼ぐためにG1レースを攻略することは必須! 逆に売り上げの少ない未勝利などは、自分の資金力の大きさが影響しやすくオッズコントロールが難しくなります。

最も売り上げる券種は3連単。このため利益率を良くするためには3連単で買うことは避けられません。 ただし、1つの的中に対し4000以上の買い目があるため無計画な購入では資金を減らしてしまうでしょう。 効率を上げる方法はたった1つ。それは競走馬の能力と適性を把握すること。

競馬新聞とJRA-VANがあれば競走馬の能力は分かるのでしょうか?答えは「ノー」です。 これを実現できるのは、みんなの投資競馬が開発した「クラスリビルド」による投資競馬だけです。 1つ1つのレースを最大10段階で評価するシステムは競馬を効率よく投資化させることに成功しました。

参考:3連単の買い方でプラス収支に必要な考え方

投資用語辞典

投資アドバイザー
投資アドバイザー:松田
外資系証券会社を退職後、投資アドバイザーとして活躍。
小口投資としての競馬市場の魅力を教えます。